山王寺の棚田で真菰を育てる理由|自然とともに歩む栽培への想い
- 528 ニュートリズム
- 8月5日
- 読了時間: 3分
これまでのブログでは、
真菰の歴史や神話、
真菰茶や真菰パウダーなど、
真菰のさまざまな魅力をご紹介してきました。
今回は、
「なぜ私たちは山王寺の棚田で
真菰を育てているのか」について
お話ししたいと思います。
真菰は、育つ環境によって
表情を変える植物です。
だからこそ、私たちは
「どこで育てるか」を何よりも
大切にしています。
日本の棚田百選に選ばれた山王寺
私たちが真菰を育てているのは、
島根県雲南市大東町にある山王寺の棚田です。
山王寺の棚田は、「日本の棚田百選」に
選ばれた、美しい里山の風景が
今も残る場所です。
春には田植えが始まり、
夏には鮮やかな緑が広がり、
秋には黄金色の稲穂が風に揺れる。
四季折々の自然が、
人々の暮らしとともに息づいています。
この豊かな環境こそが、真菰を育てる
大きな魅力だと感じています。
山から湧き出る清らかな水
真菰は、水を好む植物です。
山王寺には、山々から流れ出る清らかな
湧き水があり、その水が棚田を潤しています。
自然の循環の中で育まれた水は、
真菰にとっても大切な恵みです。
私たちは、この自然の恵みを生かしながら
栽培を行っています。
昼夜の寒暖差が育む自然の力
山王寺は標高約300メートルに位置し、
昼と夜の寒暖差があります。
こうした気候は、この地域ならではの
自然環境の一つです。
私たちは、山王寺の気候や風土を
生かしながら、真菰を丁寧に育てています。
無農薬へのこだわり
私たちが目指しているのは、
自然と調和した栽培です。
そのため、農薬や化学肥料に頼らず、自然の力を生かしながら真菰を育てています。
土の中では微生物が活動し、水が循環し、
植物や生きものが共に暮らしています。
そうした環境をできるだけ守りながら
栽培を続けることが、
私たちの大切なこだわりです。
神話の地で受け継がれる真菰
山王寺のある須賀の地は、
素戔嗚尊(すさのおのみこと)ゆかりの
地としても知られています。
これまでのブログでもご紹介したように、
真菰は古くから神聖な植物として大切にされ、
地域によっては素戔嗚尊との
伝承も語り継がれています。
神話は歴史を証明するものではありませんが、
その土地で大切に受け継がれてきた
文化や想いを今に伝える大切な存在です。
私たちも、この土地の歴史や文化に
敬意を払いながら、真菰を育てています。
真菰を育てるのではなく、
「自然を育てる」
私たちは、真菰だけを育てているとは
考えていません。
豊かな土壌。
澄んだ水。
里山の風景。
そこに暮らす生きものたち。
そのすべてがつながり合うことで、
真菰は健やかに育ちます。
だからこそ、自然への感謝を忘れず、
この環境を未来へつないでいきたいと
考えています。
おわりに
山王寺の棚田は、美しい景色だけではなく、
水や土、気候、人の営みが調和した場所です。
私たちは、この豊かな自然の中で育った真菰を、真菰茶や真菰パウダーとして
全国の皆さまへお届けしています。
一杯のお茶やひとさじのパウダーの向こうに、
山王寺の風景や自然を感じていただけたら
幸いです。
これからも、島根県山王寺の棚田で育つ
真菰の魅力を発信するとともに、
日本各地で受け継がれてきた
真菰の歴史や文化についても学び、
その素晴らしさを全国へお届けできるよう
努めてまいります。
次回は、 「無農薬・無肥料栽培へのこだわり」
をご紹介します。

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