真菰とマコモダケの違いとは?同じ植物なのに見た目も食べ方も違う理由
- 528 ニュートリズム
- 7月27日
- 読了時間: 3分
「真菰(まこも)」と「マコモダケ」。
名前はよく似ていますが、「同じものですか?」というご質問をいただくことがあります。
実は、真菰とマコモダケは同じ植物です。
では、なぜ名前が違うのでしょうか?
今回は、その違いについてわかりやすく
ご紹介します。
真菰とは?
真菰は、イネ科の多年草で、
古くから日本各地の水辺に
自生してきた植物です。
神社の神事やしめ縄、伝統文化にも使われ、
「神が宿る草」として大切にされてきた
歴史があります。
私たちは、島根県雲南市・山王寺の棚田で、
無農薬・無肥料による
真菰栽培を行っています。
豊かな自然の中で育った真菰を、
お茶やパウダーなど、毎日の暮らしに
取り入れやすい形でお届けしています。
マコモダケとは?
マコモダケは、真菰の茎の根元が
大きく膨らんだ部分を収穫した食材です。
この膨らみは、黒穂菌(くろぼきん)
という菌との共生によって形成されます。
そのため、すべての真菰がマコモダケに
なるわけではありません。
収穫時期になると、白くやわらかな
茎の部分を食材として楽しむことができます。
クセが少なく、ほんのり甘みがあり、
シャキシャキとした食感が特徴です。
炒め物や天ぷら、きんぴら、
炊き込みご飯など、さまざまな料理で
親しまれています。
真菰とマコモダケの違い
簡単にまとめると、次のようになります。
真菰:植物そのもの。葉は真菰茶や真菰パウダーなどに活用され、神事にも用いられてきました。
マコモダケ:真菰の茎の根元が膨らんだ食用部分。秋が旬の野菜として楽しまれています。
つまり、「真菰」という植物から、
「真菰茶」「真菰パウダー」
「マコモダケ」など、それぞれ異なる
楽しみ方が生まれているのです。
島根県で育つ真菰の魅力
私たちが真菰を育てている山王寺は、
「日本の棚田百選」にも選ばれた
自然豊かな場所です。
山から湧き出る清らかな水、昼夜の
寒暖差、そして豊かな土壌。
その環境の中で、一株一株を大切に
育てています。
真菰は、古くから日本人の暮らしや
文化とともに歩んできた植物です。
その魅力を、島根県から全国へ
お届けしたいという想いで、日々栽培に
取り組んでいます。
おわりに
「真菰」と「マコモダケ」は、
同じ植物でありながら、楽しみ方や
役割が異なります。
真菰茶や真菰パウダーで日々の暮らしに
取り入れる楽しみ。
旬のマコモダケを味わう楽しみ。
それぞれに魅力があり、日本の自然や
食文化を身近に感じさせてくれる植物です。
これからも、島根県で育つ真菰の魅力は
もちろん、全国で受け継がれてきた
真菰文化や活用法についても発信し、
より多くの方にその素晴らしさを
お伝えしていきたいと思います。
次回は、「真菰に含まれる
栄養成分とは?」についてご紹介します。

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